選抜甲子園大会で敦賀気比の松本選手が、大阪桐蔭戦で2本の満塁ホームランを放ったことは記憶に新しいと思います。彼の打撃シーンを探していた時に偶然出会った動画を紹介します。画面右側からチラチラと登場するのが、大阪桐蔭でショートを守っていた福田選手です。彼が守備で構える前にやっていた事(0分10秒あたり)に注目してください。
「足踏み」です。これまで、このBlogで何度か守備陣の足の動きについて触れてきましたが、選手達へ参考になればと思い、改めて掲載してみます。
瞬発力やボールハンドリング、脚の速さは、これからの練習とトレーニングで幾らでも上達が見込めます。でも、いかに速くボールに到達できるかはすべて「一歩目」に掛かってくると思います。
塁審をやる様になってから、「打球への準備の大切さ」に気が付きましたし、プレーする選手達もグランド練習で監督・コーチ達から指摘されてますよね?
「同じ姿勢を7秒以上続けると筋肉が硬直する」ということを、数年前ゴルフレッスンで教わりました。ピッチャーが「プレートに脚を置いて投球準備に入ってから、投げたボールをバッターが捉えるまでの時間」はだいたい5秒~10秒程度です。いざボールが自分のところに飛んできてからでも反応ができる選手ほど、一般的に「上手い野手」と称されるのでしょうが、低く構えるのは勿論のこと、足踏みを入れることで身体の緊張もほぐれるし、何よりもボールに対する集中力が途切れにくいのではと考えます。
まぁ、拙の独り言なんですけどね…