挑戦をやめない

今朝なんですが、拙の息子といつも登校しているサッカー少年達との会話で、長谷部選手(ブンデスリーガ・アイントラハト・フランクフルト所属)のことが話題に挙がりました。通勤途中で長谷部選手のBlogを初めて覗いてみたのですが、JAL国際線のCMに起用されたということが書かれており、どんな動画かをついつい探してしまいました…挑戦をやめない人がテーマだそうです。
憧れのプロの道に進めるのは、ほんの一握りです。99.99%、いやそれ以上が挫折という言葉と共に、あきらめてしまうのだと思います。学童野球においても、最高学年となる小学6年生を前にして、前に進むのを止めてしまう子供達が出てきます。年齢にして、まだ11歳です。プロの壁を実感するもっと前、これから本当の成長期を迎える前に、自ら答えを出してしまう姿を観ると、残念な気持になります。何らかの結果、というか上達感を常に求めてしまうことで、気持の浮き沈みが増えていくのでしょうか?何れにせよ、別のスポーツに触れることになっても、自由な時間を割いて臨む訳ですから、また新たな挑戦を始めてほしいものです。
ところでサッカーでは、別のスポーツへ興味が移りやすくなる時期は、まず小学校3年生で顕著になるそうです。以前よりボールに触る機会が減ったからという理由が多いそうですが、ナルホドなと思います。
今回紹介するこの動画、4分33秒あたりで出てくる、近道はないという言葉が非常に印象的ですが、どんなスポーツでも、あるレベルに達すると上達の実感は得難くなります。しかし、そのスポーツが好きで好きでたまらず、また奥深さを知り始めると、携わり方も少しずつ変化すると思います。

対外試合が解禁となれば、どのチームでもこの選手をどこで使えば、戦力として発揮できるのか…と頭を悩ませる時期です。恐らく大変な心労を伴う、一大作業なんだと思います。個人スポーツと異なり、こと野球では、9人という選考から漏れる選手は当然出てきます。しかし、その時点で10人目以降となった選手に対しても、長いシーズンの中で実力の差が埋まる様、継続して育成を続けていかなければなりません。
拙の息子に対しては、これまでもどかしいと思う場面に幾度も遭遇しましたが、何番を打とうが、どこを守ろうが気にすることはありませんでした。3月の大会から学童最高学年となりますが、今の実力を度外視してどんなに小さくても自分の目標を親以外の大人に対して、口に出してほしいと伝えてあります。その目標が周りから失笑されたとしても、気にすることはありません。挑戦を続けていけば、いつかその失笑応援や称賛に変化する場面がきます。これまで、挑戦しなかったことへ叱りはしましたが、何か乗り越えたいことを口にしたら、野球未経験者の拙としては、精一杯第三者的な提案に留めてきました。これからもどうしたら、少しでも大きく成長してくれるかだけを考えて、日々朝練に付き合うだけです。挑戦さえ止めなければ、前の日と比べても感性や技術の引き出しは必ず増えています。
ホント自信のない選手程、無茶でも自分の目標を口にすることで、「そこへ進むしかない」と自己暗示に掛かってくれたらいいのになと思います…

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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