審判の役割1

スクイズを試みたバッターランナーが1塁へ到達する前に、ピッチャーがタッグできる様な状況で球審はどこにいるべきかを確認するために、動画を漁っていたところへ偶然出逢った映像です。

バント・スクイズの判定は、ライン確保と言って打球が転がった側のライン(1塁線もしくは3塁線)を跨ぐ形でファール・フェアを見極める必要があります。スクイズの場合、3塁ランナーは滑り込んでくるので、ホームベースを踏み忘れる事はまずありません。
タッグプレイは、近くで観る必要があるとは言え、3塁ランナーも本塁に向かって来ますし、球審の立ち位置というのは非常に悩ましいところです。バッターランナーへのタッグプレイは、1塁審も担当エリアではありますが、フェアエリアに切り込んでも走り出したランナーの背中へのタッグは1塁審には見えない確率が高いです。そのため、球審の役割というのが重要になってきます。また、タッグアウトのコールも、バッターランナーに対して明確に行う必要があります。立ち位置については、何となくこの辺りというイメージがあるので、理想的な位置取りを連盟審判員に相談してみようかと思います。
それにしても、この動画で3塁ランナーとキャッチャーの衝突は致し方なかったのですが、キャッチャーがボールをこぼしていても即座にタイムを掛けた球審が彼らの間に入る形でお互いに挨拶できる時間を作りました。これも大事な球審の役割だと感じた次第です。

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他人の意見3

春の選抜高校野球は、大阪桐蔭高校の連覇で幕を閉じました。
連覇と言えば、2012年に春・夏の大会を制しましたが、その立役者となった阪神タイガースの藤浪晋太郎投手の復活が待たれるところです。そんな彼に、桑田真澄氏が独自の視点でアドバイスを送るという企画が放送されていました。
人に伝えるための表現だったり、意識をするポイントは、ピッチャーを目指す他の選手にとっても新鮮に聞こえるインタビューだと感じました。

別の番組でも、登板後の藤浪投手へ向けて、アドバイスを送っています。

パフォーマンスの改善やスランプからの脱出には、自身でもがくという過程で、他人の意見を聞くという事があると思います。

他人の意見2

他人から意見を求める前に、他人から意見されてしまうケースもあります。指導・アドバイスという表現もできますが、弊害もある様です。

Screenshot of sportiva.shueisha.co.jp

すがる様な想いで指導を仰ぐ事もあると思います。ですが最終的には、自分がどこを目指すか、その目的を定めた上で、他人の意見(指導)をどこまで取り入れるかを取捨選択できる能力が求められる事にも気付いてほしいなと感じます。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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