キャッチボールの意義7

久々にキャッチボールについて、呟いてみようかと思います。以前は、相手への送球の高さにスポットを当てました。

キャッチボールの奥義6

ここ最近、元プロ野球選手の中村紀洋氏が運営している様々な動画を目にするのですが、その1つにボールの握りをテーマにしたコーナーがあります。
親指の添え方については、インターネット上に写真付きで説明しているサイトが様々あるのですが、

もっと細かく見ていくと、親指の添え方1つとっても、親指の側面の骨で支えるのが良いとされています。爪の裏(親指の腹)でないという事です。

さて、中村氏の動画では、そもそもピッチャーと野手では握りが異なるという点を強調しています。

小学生選手は、身体の大きさだけでなく、手の大きさも違いがあります。C球でも少し大きいという選手にとっては、その手の小ささを補うためなのか、通常3本の指のところを4本で握って送球する選手がいます。
握りを深くした状態で投げるとどうなるか、そのアドバイスは自分に合うモノなのか、まず体感する事が大切です。モノは試しに、キャッチボールでチャレンジしてみてください。ボールの勢いやコントロールに違いに気付けただけで「また少し上達した」と言えると思います。

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素振り(トス)の意識

YouTube動画で落合博満と検索すると、現在最上位にランキングされているのは「スポーツ内閣」出演シーンで、こちらで語られた内容の一部を以前つぶやきました。

原点回帰4

次にランキングされているのが、21年前にスポーツ番組に現役選手として出演した動画でした。ここで、語られているのがスランプの克服というテーマなのですが、当時読売ジャイアンツに移籍したばかりの清原和博選手に対し、面白い事を語っています。

清原選手のトスバッティングの様子が4分08秒辺りで映るのですが、その時のスイングをご覧になった上で、6分33秒以降で語られる落合氏の解説をよ〜く聞いてみてください。この解説部分を学童野球レベルの選手に向けてと言い換えるならば、こんな感じになるのでしょうか?

見逃したらストライクのゾーンを振っているかな?
少しずつ、高さを変えたらどんな振りになるか試した事はあるかな?
ここ最近、バッターボックスに立って眼の前を通過したボールの高さを、一度は思い出して振っているかな?

先日の夏合宿では、丸一日バットを振り続ける練習が組まれ、昼間のグラウンドのみならず、夕食後の夜間練習や早朝のお散歩時間でも振り続けました。
スイング軌道や振る形に目を瞑れば、小学3〜4年生位から500回程度を振り続ける体力は身に付けてきます。そんな彼らは、まず打席に入った後、バットが届くところをストライクというつもりで振る事を教わります。レギュラークラスのメンバーになると、ヒットや遠くへ飛ばせるゾーンが結果的にストライクゾーンになるという事を身体が覚えて始めています。同時に、その選手を観察していると振りやすい高さと振りにくい高さがあるのも事実です。トスバッティングでは、ボールを上げる大人の意図もさる事ながら、選手本人が高さを意識して振っているのかも大切になってきます。

酷暑が続きますが、日陰を見つけてバット振り続けましょう…

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