2014年度ルール改正

一般紙のスポーツ欄にも掲載されていましたが、重要な変更内容ですので、この場を借りてご説明します。
プロ、アマ合同の日本野球規則委員会が10日に開催され、公認野球規則の一部改正を決定しました。この内容は、全国軟式連盟にも通達が廻り、学童野球の方にも反映される事となります。変更内容は、次の通りです。

– 投手の牽制(けんせい)における、三塁への偽投は禁止 
この変更は、ボークと疑われる事と遅延行為防止が目的となります。

ただし、昨年プロ野球2軍の試合で試験的に導入された、試合中のベンチ外で行うキャッチボールなどについては、これまで通り認めるそうです。広島のエース・前田健太投手(25)がイニング間にベンチ前で両肩を回す“マエケン体操”も続行可能です。
最後に、実質プロ野球のみの適用となりますが、これまで本塁打に限定していたビデオ判定を、外野のフェンス際の打球に関しても拡大することになったそうです。

次回は、投手の牽制についてもう少し掘り下げてみます…

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良い意味での自己主張

前回、「野球ノートの開始」について触れました。
拙の息子も、グランド内で記憶に残っている限りのアドバイスを書き記しておりました。親子間の会話として、この野球ノートについては、まず書き記し続ける事、次回の練習/試合前に読み直す事が必要なんだと理解し合いましたが、「出来た事・出来なかった事」を羅列する息子に、一つ問いかけをしてみました。

「【普段の自主練などで掲げているテーマ】とグランドで受けた【指摘】が異なる場合、これからどうしていくの?」という質問です。息子にとってのグランド練習は、平日行っている自主練のお披露目の場でもあります。そのため、ある事に挑戦中の過程で週末を迎える事が多いです。モヤモヤしている本人に、光が指す様な指導が受けられればサイコーでしょうが、毎回そうとは限りません。意図的に挑戦している姿が伝わらずに、それをやんわりと否定されたり、違う動きを求められると、本人も混乱する様です。

低学年時代にはなかった事として、ここ最近は自分で「こうしてみたい」という考えを表に出す様になりました。野球を始めた頃は、「こういう事だよ」と一方通行的に指導する必要がありました。ただ、本人なりに工夫しようとしている時は、仮に「違うかな?」と感じても、余程変な事をおっ始めない限り、向こうから意見や感想を求めてくるまで、黙って観ている日も設けました。
実際、親も含めて、指導する側からすれば、「いい子に育ってほしい」と願う事は少なからずあります。得られる様々な情報を精査する判断力は、小学生には求める事は酷なので、様々な意見を素直に聞く姿勢は持ち続けてほしいですし、自分の気が付かなかった事を指摘されたのであれば、この先貴重な財産になります。指導する側の意図で、選手を誘導してしまうやり方もあるでしょうが、彼の中にある感情や考えを押し殺してまで、常に他人の言われた通りに動くだけの選手にはなってほしくないと思うのです。

今後、多感な時期に差し掛かり、抵抗ならぬ反抗期に入りますが、自主練に付き合う拙としては、「中学生以降でも野球を続けるのであれば、言いたいことを言える選手」に育ってほしいなと。それは、自分がこうしたい・こうなりたいという考えを、指導者にしっかり主張しつつ、自分から相談に出向く様になってくれればと願っています。自己主張という表現は、本人にとっての「都合の良い言い訳」が含まれる事もあるでしょうから、それはそれで厄介ではあります。大人も、その見極めは必要です。
しかし、一流と言われている選手は、言いたいことをしっかりと言えていると、インタビュー記事などを通じて感じるわけです。

そこで、面と向かってはナカナカ言えない「やりたかった事や観てもらいたかった事」を、息子には野球ノートへ書く様に提案しました。こういう機会は、ホントに貴重だと思います。親以外の他人に対して、どうすれば自分の考えや素直な想いを伝えられるかの練習にもなりますし、そこから発展して、伝えるタイミングを学びながら、グランドでの対話に発展してくれればと期待します。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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