2つ年上には負けない(前編)

BS日テレで8日と15日の2週にわたり、日ハム大谷翔平選手の特集番組が放映されていました。前編は、大谷少年が小学生から高校生時代までの間、どの様な成長を遂げてきたかをまとめています。
彼が所属していたリトルのチームで6年生選手大谷選手を超える様な野球選手になりたいと言ったシーン(1/3: 5分45秒あたり)と、大谷選手自身2学年上の選手に負けない様に頑張ることを継続すれば、高校1年で入学した時点で(2年待たずに)試合に出られると語ったシーン(1/3: 7分7秒あたり)が印象に残りました。

大谷選手は、これまできっとワクワクしながら練習して、上手くいかなくなったらも使って、その壁を突破してきた結果が、現在の活躍に至っているのだと感じます。プロ入り後をまとめた後編の動画が見つかりましたら、別の機会に紹介します。
それにしても、北国の野球チームはこの時期、積雪で思う存分グランド練習ができないんですね。野川周辺も土のグランドは、霜柱が融けてぬかるみがちになりますが、彼らに比べたら恵まれた環境で野球ができていることを実感した次第です。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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2度打ちの結末

いよいよ今週末から解禁となる対外試合解禁に向け、グランド練習でも実践に向けたメニューが多くなってきました。紅白戦形式での攻守練習では、攻撃側はバントと走塁、守備側は場面場面で打球処理とその後の移動先を、各自必死な思いで頭に叩き込んでいます。
さて、バントに付き物なのが2度打ちです。バント直後に地面から跳ね上がったボールが、たまたまバットに再度当たってしまうことがあります。では、この2度打ちはファールになるのか、アウトとなるのか、どちらでしょうか
バントバント_2度打ち

【答え: 両方あり得ます】
1.ファウルになるケース
打者のバットに、打球(バントを含む)がファウル地域で触れた時は(故意でなく)、ファウルボールになります。
また、打者が打ったり、バントしたボールが反転して、まだバッタースボックスから離れずに打者の身体、もしくは手にしたままのバットに触れた時も、打球がバットまたは身体と接触した位置に関係なくファウルになります。
<公認野球規則2.32項(d)>
2.アウトになるケース
打者が打った、またはバントしたフェアの打球に、フェア地域内でバットが再び当たった場合はアウトになります。
この場合はボールデッドとなり、塁上のランナーは進塁出来ません。
<公認野球規則6.05項(h)>
ハンターペンス
【解説します】
2度目に当たった時、打者がいた場所がポイントになります。
・打席外のフェア地域 ⇒ アウト (故意・偶然関係なし)
・打席内またはファウル地域 ⇒ ファウル(故意でない場合)
注)打席に足の一部でも残っていれば、打席内として扱われます。
フェアの打球が転がり、フェア地域内ですでに転がっていたバットに当たった時は、アウトにならず、ボールインプレーとなります。これは、打った後に投げたバットがフェアエリアに落とされ、そこへ転がってきたボールが後から当たり、バッターが故意に打球を妨害してはないと審判が判断した時に適用となります。バットも石ころと同じ扱いとなります。ボールインプレーですから、ランナーの進塁は認められます
バントなどでフェアの打球に再びバットが当たってしまった場合、バッターはアウトになります。例えば、打った後に放り投げたバットがボールに当たった時などのいわゆる「二度当たり」です。偶然でもバットの方からボールに当たってしまったら、バッターは守備妨害によってアウト。ボールデッドとなり、塁上にランナーがいる場合は進塁できません。このルールは、バッターがバットを持っている、いないに関わらず適用されます。

早く試合をしたいと言っている選手達ですが、必死にボールを追いかけるだけでなく、頭も使わないといけない時期になってきました…

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