1・10・100

高校野球第3日・1回戦で敦賀気比(福井)3―0で奈良大付(奈良)を破った試合、新聞各紙はこぞって、平沼投手1安打・10奪三振・100球の完封劇を取り上げておりました。
3つの数字を並べても、観やすいというか、素晴らしい投球だったのですが、四死球も0でした。
でも、別の見方をすると、これまで6日間の攻撃を振り返っても、9安打を放ちながら三振0というのは敦賀気比ただ1校なのです。

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次戦は、これまたプロ野球スカウトも注目の佐藤世投手を擁する、仙台育英(仙台)戦です。

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ボールと共に

選抜甲子園の季節となり、YouTubeには続々と(?)興味深い動画がアップされています。
今回は、大会3日目にして一昨年の選抜大会を制した浦和学院(埼玉)と戦い、惜しくも延長で敗れた龍谷大平安(京都)守備にスポットを当てます。
以前もこちらで触れましたが、

心のブレ(捕球編)

龍谷大平安の野手7名の動きは是非参考にしてほしいという想いを込めて。

一緒に守っている仲間同士で、アウトカウントや励ましの言葉、(いわゆる)ボールを呼ぶために大きな声を出すことは、すごく大切なことだと思います。でも、先日の試合でもそうでしたが、大舞台となると、ボールへ向かう一歩目の動き出しが遅かった様に感じました。また、自分に直接関係のないプレーで、一瞬立ちすくむシーンを何度か見かけました。「カバーだ」、「バックアップだ」とグランドで練習をしてきているのに、いざという時に頭が真っ白になって足が止まっていました。
じゃ、どうするのか?単純な話、打者が打ったボールを捕ってアウトにすることが守備の役目だとしたら、常にボールと共に動けばよいのかなと考える訳です。常にですから、ランナーがいてもいなくても、ピッチャーが投げた数だけ動くことになります。学童ですと、1試合で100球前後ですから、100回動き続けます。チリも積もればで、それなりの運動量になるとは想像します。でも、ピッチャーとキャッチャーは投球数の分だけ動いていることを、そのポジションを未だ経験したこともない選手達には理解されにくい現実があるとはいえ、全員できるということも言えます。

常に動けば、大人から促されることなく、勝手に集中し続けることができると思うのです。多少守備に不安があっても、守備範囲に不安があっても、これなら誰にでもできることだと強く感じました。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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