ボールを斬る

5つのギネス記録を保持し、「平成の侍」の異名を持つ居合術家・町井勲さんが、時速160キロの軟式ボールを居合い斬りした映像が、海外で話題になっているのだそうです。動画を見たネットユーザーからは、「偶然切れたわけではない!」「ヤンキースは彼と契約するべき」「緋村抜刀斎は本当にいた」などの声が挙がっています。

優れた動体視力の持ち主であることは間違いありませんが、ボールをよーく観ていからこそ、できる芸当なのですね…

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ジャッジのタイミング

プロ野球クライマックスシリーズもファイナルステージが始まりました。中継をオンタイムで観ることはできなかったのですが、不思議なジャッジがあった様です。7回表1アウト・ランナー1塁の場面で、ジャイアンツ長野選手センターフライを打ち、センターを守るヤクルト上田選手も外野フェンスにぶつかりながらも好捕したのです。しかし、長野選手が1塁ランナーの阿部選手追い越していたんですね。

審判のジャッジは、長野選手が阿部選手を追い越したという事で、バッターランナーである長野選手がアウトになりました。
でも、実際には上田選手がしっかり捕球していましたから、センターフライでアウトです。どちらも長野選手によるアウト1つということなのですが、リプレイ映像を観る限り、1塁3塁塁審はセンターフライに対して何の判定もしていないのです。(1分55秒あたり)
これには、「ジャッジに対する順序違い」に疑問を感じました。

0アウトもしくは1アウトランナー1塁でフライを打ち上げたら、ハーフウェイから1塁ベースタッチでストップ

という指示が徹底されていたとします。外野の奥深くにフライを打ち上げたケースでは、バッターランナーも全力疾走しますから、1塁ランナーを追い越すことは十分起こり得ることです。この追い越しによるアウトの判断よりも、フライアウトにできたかどうかが先に確認できるタイミングです。審判としては、こちらをしっかり観ないといけませんね。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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