故意落球1

久々のルールネタになります。
プロ野球開幕戦で、読売ジャイアンツ坂本勇人選手の頭脳(トリック)プレーが話題になりました。

似た様なプレーで故意落球という言葉があります。

両プレーに対するジャッジの違いは、ライナー・フライを捕球する際、内野手のグラブに触れたかどうか、という事になりますよね?  では、公認野球規則に照らし合わせて確認してみましょう。

【公認野球規則5.09 『アウト』】 (旧6.05)
(a)打者アウト
(12)0アウトまたは1アウトでランナー1塁、1・2塁、1・3塁または1・2・3塁の時、内野手がフェアの飛球またはライナーを故意に落とした場合ボールデッドとなって、ランナーの進塁は認められない。
【規則説明】
内野手が打球に触れないでこれを地上に落としたときには、打者はアウトにならない。ただし、インフィールドフライの規則が適用された場合は、この限りではない。
【注1】
本項は容易に捕球できるはずの飛球またはライナーを、内野手が地面に触れる前に片手または両手で現実にボールに触れて、故意に落とした場合に適用される。
【注2】
投手、捕手及び外野手が内野で守備した場合は、本項の内野手と同様に扱う。またあらかじめ外野に位置していた内野手は除く。

この週末も至るところで試合が予定されています。審判、頑張ろうっと。

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打ちにくい投手

トレーニング論、動作解析を含めた指導論が発達し、プロ野球選手に限らず、高校球児も150km以上のボールを投げるピッチャーが沢山出てきていますが、それを迎え撃つバッターもピッチングマシーンを使い、スピードボールに対応できる練習環境があります。昨年の日本シリーズで、日本ハムファイターズの大谷翔平投手が、165kmを記録しましたが、バットにかすりもしないというボールではありませんでした。

ピッチャーとして経験を積んでいくと、誰もが球速(スピード)に拘りたいと目標に掲げると思うのですが、あえて打ちにくい投手ってなんだろうと考えてみましょう。
少し古い番組ですが、こんなテーマで当時の現役投手が極意を教えてくれています。

こちらは、打ちにくいボールをテーマにした番組です。

球威のあるボールは魅力ですが、まずは打ちにくい投手を目指すという目標があっても良いと思います。

ボールのキレ

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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