故意落球1

久々のルールネタになります。
プロ野球開幕戦で、読売ジャイアンツ坂本勇人選手の頭脳(トリック)プレーが話題になりました。

似た様なプレーで故意落球という言葉があります。

両プレーに対するジャッジの違いは、ライナー・フライを捕球する際、内野手のグラブに触れたかどうか、という事になりますよね?  では、公認野球規則に照らし合わせて確認してみましょう。

【公認野球規則5.09 『アウト』】 (旧6.05)
(a)打者アウト
(12)0アウトまたは1アウトでランナー1塁、1・2塁、1・3塁または1・2・3塁の時、内野手がフェアの飛球またはライナーを故意に落とした場合ボールデッドとなって、ランナーの進塁は認められない。
【規則説明】
内野手が打球に触れないでこれを地上に落としたときには、打者はアウトにならない。ただし、インフィールドフライの規則が適用された場合は、この限りではない。
【注1】
本項は容易に捕球できるはずの飛球またはライナーを、内野手が地面に触れる前に片手または両手で現実にボールに触れて、故意に落とした場合に適用される。
【注2】
投手、捕手及び外野手が内野で守備した場合は、本項の内野手と同様に扱う。またあらかじめ外野に位置していた内野手は除く。

この週末も至るところで試合が予定されています。審判、頑張ろうっと。

カテゴリー: 野球のルール パーマリンク