もう少しだけ頑張る

先日、愛知県で開催されている「第21回イチロー杯争奪学童軟式野球(http://ichirocup.com/)」の閉会式が行われ、主催者であるイチロー選手が参加選手達へ挨拶をしました。

どんな事を言ったのか、調べてみました。

「イチローは人の2倍も3倍も頑張っていると言う人が結構います。でも、そんなことは全くありません。人の2倍とか3倍頑張ることってできないよね?みんなも頑張っているからわかると思うんだけど。頑張るとしたら自分の限界… 自分の限界って自分で分かるよね。その時に、自分の中でもう少しだけ頑張ってみる。ということを重ねていってほしいなというふうに思います。」

続けて、

「僕だってメジャーリーガーになれると思っていなかったし、アメリカで3000本打てるなんてことは全く想像が当時できなかったんだけど、今言ったように、自分の中でちょっとだけ頑張ってきた。それを重ねてきたことで、今現在になれたと実感しているので、今日はこの言葉をみんなに伝えたいと思います。」

と語ったそうです。

努力って一体何なのでしょうか? 目標が高くて、遠くて、継続できないものなのでしょうか?イチロー選手がいう、「もう少しだけ頑張る」というのは、毎日自分の中で決めた回数なり時間があるとしたら、「もう少し増やして頑張る」ことを積み重ねる事なのではと感じます。
野球チームに属していると、そこには仲間なりライバルが居て、自分の努力を他の選手と比較する/される場面はいくらでも存在します。ですが、日々の努力はいずれ自信へと変化し、抱いた夢が現実なものへと近づいていくと思うのです。ですから、ぶれない考え、強い信念を持った結果が、今のイチロー選手だと考えたら、実は誰にでも取り組める事なのではないでしょうか?

これって、一流選手だから…ではなくて、毎週末に監督・コーチからもきっと同じようなことをアドバイスされていると思うのです。
取り組み方や練習へのアドバイスを学校の宿題の様に実践するだけでなく、自分の中でもう少しだけ頑張ってみるという継続が大切なんです。
回数や時間を決めると、その瞬間にものすごく集中している事にも気が付いてほしいと思います。決めた回数にプラスあと1回、10回を足して、この冬休みは取り組んでもらえたらと願っています。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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