ベースをまたぐ2

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前回に引き続き、「ベースをまたぐ」ことについて、今度はサード目線で考えてみます。
記憶に新しいところで、2015年春の選抜高校野球決勝戦で起きた、あのプレーです。

0分11秒辺りからジックリご覧ください。サードを守る敦賀気比の山下直樹選手は、平沼投手からの送球を受けて2塁ランナーへタッグプレーを試みます。この時、ボールの入ったグローブだけをベースの前に置いてタッチ(タッグ)しますが、ランナーは3塁ベースからかなり近いところでスライディングをしたためか、互いの衝撃も大きく、グローブからボールが溢れてしまいます。このプレーを「守備妨害とするべき」という意見が多かったシーンです。右脚はファールラインの上に置かれています。
前回の説明に従いますと、ピッチャーがバッターへ投球した後に発生したプレーですから、左右どちらの脚が、ファールエリアにあっても問題にはなりません。山下選手は、スライディングを試みるランナーとの衝突を防ぐ気持ちが働いたのか、左脚を少しだけ後ろに逸らしてタッグプレーに挑んでいると映りました。

個人的には、3塁審判の判断が全てとは言え、アマチュア内規にある『危険防止(ラフプレー禁止)ルール』を適用されても何ら不思議ではないと感じます。

アマチュア内規については、別の機会で触れることにします。

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