準備が大切 (打席編)

セ・リーグのペナントレースは、東京ヤクルト14年ぶりにリーグ優勝を果たしました。
雄平選手が、一打サヨナラというシビレル場面で、見事サヨナラヒットを放ちましたね!

さて、これよりも少し前に行われたジャイアンツとの首位攻防戦、ヤクルトが勝てば優勝マジック3が点灯する26日の試合は4-3でジャイアンツが意地をみせ、1ゲーム差に迫った翌27日はヤクルトが2-1で接戦をものにし、残り5試合にしてようやくマジック3を点灯させました。この2連戦で、「ヤクルト打線はガチガチになっていたとデータが証明」という記事を目にしました。
その記事には、各打者のストライクの見逃しが非常に多いことに注目しています。今年の交流戦で18試合を戦った中、最もストライクの見逃しが多かったのは6月4日の楽天戦の36個で、見逃し率(全投球の中で、ストライクを見逃した割合)は20.8%だったそうです。6月11日のオリックス戦はさらに高く22.2%でした。見逃しが多いと負ける、というほど単純な話ではないのかもしれませんが、交流戦中の見逃し率20%を超えたのは試合しかなかったのだそうです。その打線が、9月26日の巨人戦では序盤の3回を終えた時点で24.6%(69球中見逃しは17球)にも及びました。数字だけを比較すると、ヤクルトらしくないと言えます。その後も、ヤクルト打線の見逃し率は4~6回も23.1%と高めで推移し、7~9回こそ11.8%と低くなりますが、全イニング通しては21.3%という結果となりました。対するジャイアンツは13.6%で、好球必打が際立った格好です。スコアはジャイアンツの4-3という僅少差でも、各打者の思い切りのよさという点では大きな差があったと言えます。
そのヤクルトは、翌27日の中盤から、急に攻撃的な打線へと様変わりします。序盤の3イニングが終わった時点での見逃し率は前日とほぼ変わらない24.1%。ジャイアンツは9.8%で大きな隔たりがありますが、4回は22球中ストライクの見逃しが球しかなく、5回は6番雄平選手が初球を打って左前打、7番今浪選手は2ボール1ストライク(ファール)から内野安打、8番中村選手が初球バントで1死2、3塁としたあと、9番石川投手がボール、ファール、ボールからの4球目のスライダーを右手1本で捉えて先制点を奪います。なおも1死1、3塁とチャンスは続き、1番上田選手がボール、ファール、空振りのあとの4球目を併殺崩れのセカンドゴロで1点加え、結果的にこれが決勝点となりました。3イニングごとの見逃し率は、序盤24.1%→中盤12.7%→終盤12.2%で、全体では16.8%まで持ち直した格好です。

学童野球において、変化球は投げられませんが、選抜チームに呼ばれる投手の中で、球速よりも内外角に投げ分けられるコントロールと、時にタイミングを外すスローボールを駆使できる選手ほど、無駄な四死球も非常に少なく、コンスタントな活躍ができていると感じます。ランナーが塁上にいる場面において、バッターには打順に限らず、好球必打が求められますが、打席内(バッターボックス)ではどんなボールを待っているのでしょうか?
あのノムさんに、何も考えずに打っていると酷評された、ジャイアンツ長野選手(4分8秒あたりから)

真ん中からやや外よりのボールを確実に仕留めているヤクルト山田選手

ある程度自信を持って打席に立てている時、次なる課題は好きなコースは打てるのか(←ココをクリック)という壁にぶつかっているのかもしれません。どのコースにも何となく手を出すというよりも、やはり打ちたいコースを決めた方が、少しでも良い結果につながる様な気がします。それも1つの準備なのかなと感じます。結果として三振するにせよ、見逃し三振ではなく振り切って三振を目指してほしいです!

まぁ、拙の独り言なんですけどね。

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