道具に慣れる

前回は、キャッチャーのタッグについて触れたのですが、そもそも他の野手8名と大きく異なるのは、プロテクターレガーツマスクを身にまとって守備をこなす点です。小学生選手にとっては、かなりの重労働です。この時期は防寒の替わりになっても、真夏の試合では出来る限り身に着ける事自体、億劫に感じるはずです。身に着けて実際に動いた者にしか判らない苦労が、実は沢山あります。拙も球審を始めた頃は、あのモコモコ感が邪魔くさいと感じてばかりでした。この辺は、道具に慣れるしかないのですが、個人的にもこの練習がてっとり早いのかなと思います。

道具に慣れる事が目的なので、内野手の様な激しいノックは不要です。キャッチャーが身に着ける道具3点セットは、立っているだけでも圧迫感などでナカナカ集中しずらい状態なのです。この動画では、レガーツだけを装着して脚を動かして捕球と送球を行っています。まずは、ココから始めるのが良いと感じました。少し馴染んできたら、プロテクターを付けた上でのスローイング練習につなげて行く形になると思います。
それから、試合中幾度となく観られる、右手に持ったマスクを被り直す行為も、始めの内はかなりの負担になります。あのアクションが右手だけで素早く装着できると、ピッチャーとのリズム感も生まれますし、とにかく格好良く映ります。こちらについては、マスクのバンドを調整する事から始めて、被り直す事だけでも自宅で練習してみてはと思います。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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