プレイの根拠

平日も休日も高校野球をオンタイムでじっくり観る機会が少ないので、毎晩ダイジェスト番組をチェックする日々です。
熱戦が繰り広げられていますが、1回戦でこんなプレイがありました。

第2日目の第4試合、日大山形 vs. 明徳義塾(高知)の一戦は延長戦となり、明徳義塾が延長12回に3点を勝ち越し、粘る日大山形を振り切ったという試合です。2アウトランナー1、2塁から4番谷合選手が放ったショートへのゴロが相手の悪送球を誘い、1点を勝ち越しました。さらに、2、3塁の場面で5番今井選手が2点タイムリーを放ちました。

勝ち越しを許したのは、ショート鹿野選手の悪送球でした。後逸や悪送球が失点につながりやすい場面です。無理をしなくても良いと観る事もできますよね?内野安打にして、2アウト満塁に留めて、この試合ノーヒットの5番打者と勝負しても良かったと考える事もできます。鹿野選手のプレイが無謀だとか無駄と解釈するのかどうかは、指導の仕方だと感じました。
学童でも、ノックで似た様な打球を捕って、無理な体勢から1塁や2塁に送球する選手が沢山います。それは練習の中での挑戦ですから、その一瞬の失敗を責められる事はありません。

挑戦するという事

基本は、打球を捕って近いベースでアウトにする事ですから、守備範囲も広く、ある程度地肩が強いレギュラー選手に対する悪送球は、尚の事責める機会は少ないと思います。ですが、もし実際の試合で同じ様なシチュエーションだった場合、そのプレイをどう評価するのでしょうか?

今回プレイした鹿野選手は、チームの中で競争を勝ち抜き、甲子園出場を果たしているのですから、基本的な守備力は相当高いです。なので、あのプレイの根拠を是非聞いてみたいと思いました。なぜ、無理な体勢から送球しなければならなかったのか、送球を諦める選択肢は頭になかったのか…

我々大人は、試合になれば単なる観戦者になりますので、幾らでも感想は述べられます。ファインプレイとかスーパープレイというのは、1つ間違えれば失点にもつながるギリギリのプレイです。でも、あの捕球体勢からアウトにするために高校3年頑張ってきたのであれば、誰も責められないと思います。別の言い方をすれば、何らかの根拠の下、あの場面であの送球を試みたのであれば、その挑戦に拍手を贈りたいと思います。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

カテゴリー: 今日の独り言 パーマリンク