フォルコンズは、先週末3連休に強化合宿を実施しました。
6年生は最後の大きな大会へ向けて、悔いのない練習をこなしました。また、Aチームに所属する4〜5年生、低学年チームの1〜3年生も、いつものグラウンド練習以上にボールを追い掛け、投げて、打ち返しました。彼らのヤル気が、最終日には最高潮に達している事を肌で感じました。
ちょっと昔を思い返してください。チームのユニフォームに始めて袖を通した時に感じたヤル気と、合宿を乗り越えた時に感じたヤル気には、大きな違いがあります。
この3日間で大きく成長した選手達ですが、コツを掴んで自信を付けた選手もいれば、どこか迷いが残ったままの選手がいるのも事実です。思い通りの成長曲線を辿れずに高学年選手となってからも、もがき続けている選手達でさえ、数ヶ月前はキラキラと目を輝かせながらヤル気をオモテに出して頑張ってました。やっと巡ってきた試合への常時出場がいつの間にか慣れてしまい、つい後ろ向きな事を考えてしまう様です。でも、チャンスの場面で、ピンチの場面で、根拠のない自信をみなぎらせる事ができれば、良いプレイを随所に魅せてくれます。大人から観たら、後は気持ちの持ちようだと感じます。でも、我々大人が今できるのは、選手達をソノ気にさせる事だと思うのです。ソノ気になった途端、集中する力も飛躍的に伸びます。
最後の大会が目前となった今、見守る事しかできない我々大人に求められているのは、カツを入れたり具体的な指導なんかよりも、選手達をソノ気させる魔法の言葉を沢山掛けてあげる事なのかなと思います。