フォルコンズの活動拠点となっているのが、市立西野川小学校です。その運動会が今月に予定されており、多くのメンバーがリレー選手に選出されたと聞きました。いつの間にか脚が速くなっている選手もいますし、中学へ進んでから速くなった選手もいます。そう言えば、以前こんな事を呟いたのを思い出しました。
ところで先日、TBS系列のスポーツ番組で、男子短距離の桐生祥秀選手が室伏広治氏から指導を受けるというコーナーが放映されていたのですが、室伏氏もハンマー投げ選手として現役引退後、スポーツにおける体のメカニズムを研究する「学者」としての顔を持つアスリートですので、そのトレーニング内容は独特なものでした。特に普段の筋トレでは鍛えにくい、細かい筋肉を強化する事を目的として桐生祥秀選手にトレーニング指導を行っていました。
この映像は、4分21秒後辺りからです。
まず、2種類のチューブを使って、体を捻った状態でゆっくりと一歩一歩回転するトレーニングだったり、キックバックの運動、両足の足裏をぴったり付けた状態で足の側面を使って立ち上がっていました。驚いたのが、足首から先の「足自体」にも細かい骨が沢山あり、骨一本一本が動く様に鍛えないと駄目だと力説していました。つまり、足首から先は足首しか意識していない選手が殆どだというのです。小・中学生選手にとって、走のレベルを引き上げる必要があると思うのですが、思い通りに動かせる様になりたいですよね。この足裏のストレッチや股関節の動きは、参考になるのではないでしょうか?脚全体に硬さを感じる選手は、足裏の柔軟性にも注目してください。まずは、足指を自由に開く事から始めてみましょう!