夏の甲子園大会8日目、もの凄い試合が繰り広げられました。
最大7点差を付けられていた東邦高(愛知)は、9回裏の5点差をひっくり返してしまいました。動画は9回裏攻撃のノーカット版ですが、先頭打者が打席に入った時点で、球場全体に拍手が鳴り響く不思議な雰囲気が出来上がっていました。劣勢でありながら、スタンドの観客は1回戦で魅せた「24安打19得点」の打線の奮起に期待していたと思うのです。7回に2点、8回に1点を返しているので、この9回にも何か見せ場を期待させてくれる様な展開も後押ししました。
さて、試合の方ですが先頭打者が出塁した時点で、ここで八戸光星高は伝令を送ります。この試合3回目だったため、この後に訪れる大ピンチに対して、一息入れるためのタイムをかけることが出来ませんでした。2アウトからの驚異的な粘りは、スタンドからの大声援と、選手達の諦めない気持ちが産んだと言っても良いと思います。
見逃した方、是非ご覧ください。ノーカット版です。
この大逆転劇が、2009年の中京大中京と日本文理との試合を彷彿させる試合になったことは間違いありませんね。
最後まで戦い抜いた両チームに拍手です。