この週末に、野川台フォルコンズでは納会が開催され、現6年生が華々しく卒団していきました。
一抹の寂しさもありますが、彼らの野球人生にとっては一つの区切りです。次のステージに向けて、努力を続けてほしいと願っています。
さて、今回の納会に併せて、現6年生と5年生以下へ向けて、感謝と激励の気持ちを込めて、幾つかのスライドショーを作成していました。こんなカンジで作業しています。
今年は、納会の1週間前まで公式戦(しかも冠大会の決勝戦)が続いたり、直前で納会の時間配分見直しを余儀なくされました。しかも、作成側の意図として、「優勝した場合」と「準優勝の場合」の2パターンを想定したため、ナカナカ作業完遂に漕ぎ着けられませんでした。
スライドーショーの作成に際しては、様々なアプローチがあると思います。拙の場合、予め用意したBGMに併せて短い時間のストーリーを考え、ピックアップした写真を埋め込んでいく形が一番シックリくる様です。そこで、一番苦労するのは写真選びとなります。これは、恐らく卒団記念で頂戴するフォトアルバムの写真選びと相通じるところがあると思いますが、良い表情で写っている写真を探し出すことが最初の重労働となります。「保管されている写真の量が多いから」ではありません。拙も時々チームの写真撮影をしますが、ファインダー越しに見える彼らの表情は様々です。真剣にボールへ向かい合う姿だったり、休憩時間中の談笑シーンでも「良い笑顔」をしている時は、日付を見るとやはりチームが勝った時で、しかもその試合で良いプレーをした選手達だということに改めて気が付かされます。ですから、ある1つの試合で出場選手全員が満遍なく写っている写真を眺めていると、その違いは大きく二分されます。緊張から解放された穏やかな表情やおチャラけた表情も好きですが、やはり必死になっている姿、充実した表情、もしくは真剣な眼差しで何を想っているのかそんな想像ができる写真に出逢った時、宝物を掘り当てた気分を味わえます。逆に、写真自体が少ないとそれはそれで編集者泣かせとなります。
スライドショー作成は、連合チームの解散式へ向けた作業に始まり、息子がお世話になった野球チームへの作業が連続し、1ヶ月半以上の時間を費やした格好です。以前から「やりたいと思っていた編集方法」は今回ほぼ実現できてしまいましたので、全てに思入れはあります。来年もスライドショーを作成したい気持ちになれるのか、作成する立場になるのか、今は想像すらしたくありません。振り返ると楽しかったと思えるものの、時間や予定変更に併せることは「会社仕事以上の重労働」でしたので、しばらくはこの達成感と解放感に一人で浸っていたいと思います。
拙からの願いとしては、誰がスライドショーを作成しても、「うわっ!これ、使いたいな~」って思わせる表情が沢山写っているチームになることです。今回の経験で学んだのは、良い表情ができる選手が良い選手なのは間違いないということです。グランド以外の多くの時間で良い精神状態で過ごすことも大事なのですね。「体は心を表す」という表現は正しいと感じました。
まぁ、拙の本当の独り言なんですけどね…