今回は、北海道日本ハムに途中入団した、ミッチ・ライブリー投手を取り上げます。腕を大きく回して振りかぶる独特な投球フォームで話題となっている様ですが、先日の登板で2塁塁審から注意を受け、栗山監督もマウンドに向かい確認を行うなど、珍しい試合中断シーンがありました。投球練習(準備投球)時は、セットポジションで投げているのですが、プレーが掛かると…
注意されたのは、紛れもなく、この投球フォームにあります。ルールを逸脱しているわけではないので、イリーガルピッチ(不正投球)にはなりませんが、42歳でメジャーデビューした黒人投手のサチェル・ペイジ選手らに代表されるこの幻惑投法に、さすがの審判員も注意せざるを得なかったのでしょう。
新聞誌上などでは、「風車投法」と呼ばれて、腕を大きく回して大胆に投げる「オールドスタイルのフォーム」との説明がありました。 実際、この風車投法(ウィンドミル・ワインドアップ)は、主に1950年代頃に活躍した投手に見られる投げ方だったそうです。ライブリー投手は大学時代フットボールとの二刀流で活躍し、打者を攻める姿勢が投球にも現れています。
パ・リーグは、ソフトバンクが独走していますが、話題性だけでなく終盤戦の救世主になってほしいですね…