先日、MLBパイレーツ- vs. カージナルスの一戦で、メジャー史上初のトリプルプレーが成立したそうです。史上初というのは、トリプルプレーの中でも「4-5-4」で成立したということです。つまり、1つのプレーを通じて、セカンドとサードを守る選手だけで3つのアウトを取ってしまいました。
そのシーンですが、2回の表、カージナルスが四球と2塁打で無死2、3塁と先制の大チャンスを作り、打席には7番打者が入ります。
膝元のツーシームを右へ弾き返しますが、この打球をパイレーツの2塁手・ニール・ウォーカー選手がジャンプして好捕し、さらに素早い判断で3塁へとボールを送り、飛び出した三塁走者をアウトに取ると、3塁手の姜正浩選手からニール・ウォーカー選手へ再びボールが戻され、アウトカウントを勘違いしたのかトボトボと3塁ベース付近を歩いていた2塁走者をもアウトにしてしまいます。
この珍事ですが、ニール・ウォーカー選手が試合後に、「3塁走者がベースに近かったのと、2塁走者がそれほど熱心に戻ろうとしていなかったのが分かったんだ」と振り返り、「先に2塁ベースを踏んでいたら、3塁は間に合わなかったね」と自身のプレーを解説したそうです。
それでは、問題のシーンを実際に動画でご覧下さい。
常に周囲を観て、次のプレーを想像するということの大切さを感じました。
まぁ、拙の独り言なんですけどね…