身体を使って力強く振るスイングだけでなく、ミート力を高める目的でペッパー練習に時間を割いてみたのですが、当てに行く意識が強いと「腕だけでどうにかしてしまおう」という選手が多い事に、改めて気付かされます。
ウィッフルボールという言葉をご存知でしょうか?
プラスチックボールに指を引っ掛けるボールがセットになって、Amazonなどで購入ができます。
大の大人が、狭っ苦しいスペースで真剣勝負している様子は、こちら↓です。
https://www.youtube.com/watch?v=Yk3opt3vAjo
小学生でも楽しめる様ですね。
ところで、野球の異種格闘技対決というタイトルで、こんな動画も公開されています。
大学生達がペットボトルのキャップとピンポン玉を使って、バッターと真剣勝負するという大会の様ですが、バットにどエライ変化のボール(キャップやピンポン玉)を当てられるかも、当て勘(空間認知能力)が問われるわけです。
拙も小学生時代は、軟式ボールが使えない敷地で、当時のプロ野球選手のマネをしながら、投げ込んでくるゴムボールをプラスチックバットでどこまで高く・遠くへ飛ばせるかを競ってました。
「グラウンド練習以外でボールを打つ機会が無ければ、素振りを沢山する様に」と大人は言います。拙もご多分に漏れず、その1人です…
低学年の頃は、数を振れる体力をまず目的にすれば良いのですが、高学年選手にはそろそろイメージをしながら振ってもらいたいと思います。ただ単に振るだけを続ける行為って、こちらから見れば空振りの練習にしか映らないんですよね。時にはウィッフルボールの様なボールでプラスチックバットという軽いバットでどうしたら当てられるかを試すと、素振りをしながらボールの軌道もイメージできるのかなと思ったりします。
当て勘、もっと養っていきましょう…