先日、MLBでは「将来、球審がロボットになるかもしれない」という話題に触れました。
今度は、MLB機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーが、AP通信社のインタビューに答え、ストライクゾーンを狭める議論を進めていると明かしたそうです。
何でも、投高打低の傾向を改善するのが目的だとか。現在、膝頭の下部に設定されている下限を膝頭の上部に上げるかどうかの研究を進んでいるのだそうです。
大リーグでの最近5年間は、防御率3点台を4度記録し、2015年はマリナーズの岩隈投手ら6人が無安打無得点試合を達成しました。対照的に平均打率は1996年の.270と比較しても、この5年間は.250台に落ち込みました。最近のオーナー会議でも議論された様ですが、変更するには選手会との合意が必要となります。遅くても、2017年シーズンにはストライクゾーンに関する規約が変更となるかもしれません。
どちらへも公平に行き渡るルール作りというのは、難しいものなんだとつくづく感じます…