ランナーとの接触8

春の選抜高校野球が開幕しました。開会式直後の第1試合、呉(広島)が至学館(愛知)を延長12回の末に6-5で初出場対決を制し、初勝利を挙げました。延長12回に1アウト1、2塁の場面で至学館バッテリーのけん制悪送球が続き、1点を勝ち越し。さらにスクイズ打球を相手投手の新美がファンブルするなど、この回2点の勝ち越しに成功します。その裏の至学館の反撃も1点で凌ぎましたが、最後は2塁走者の守備妨害で決着がつきました。守備妨害でアウトとなった至学館の大谷康稀外野手が、「本塁を狙おうと思っていたらふくらんだ。気付いたら(三塁手が)目の前で避けられなかった」と振り返ったというプレーをご覧ください。

別角度からの映像もご紹介します。

攻撃側のサインは、ランエンドヒットだったのでしょうか? ランナーも故意で接触はしていないと思います。走路上にボールを持たない野手がいて、ランナーと接触もしくはランナーがその野手を避けなければならない状況では、走塁妨害が適用されますが、

ランナーとの接触 2

今回のケースでは、不運にもベースに向かった走者と打球が合ってしまった格好です。故意でなくても捕球体勢に入っている野手とランナーが接触した場合は、守備妨害が適用されます。

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スラップ打法

スラップ打法という言葉をご存知でしょうか? 通常は打ってから走るのに対し、簡単に言えば打ちながら走るという打法で、ソフトボールでは馴染みのある打ち方だそうです。

さて、WBC2次ラウンド 日本vs.キューバ戦で、1番を打つサントス選手がこのスラップ打法を魅せていました。いやー、この選手の脚がハンパなく速いんです。1塁までの到達時間は4秒も掛かっていない気がします。そのサントス選手が放ったショートゴロを坂本勇人選手が、ボールを捕って1塁でアウトにしたシーンがあったのですが、野球中継を観ていて久々に鳥肌が立ちました。だって、坂本選手は打球が飛んできてから4秒以内に1塁までボールを送り、バッターランナーとの競争に勝ったという事ですよ? セカンドを守る菊池選手も凄いのですが、印象として坂本選手のプレーが上廻りました。
この動画は、スロー再生で保存しておきたかったので、自ら編集してみました。じっくりご覧ください。

WBCを観て、ショートのポジションに憧れを抱いているいる小・中学生選手には、こういう競争に勝てる事も目指してほしいなと思います。

サントスという選手の脚の速さには、ファミスタのピノ選手を彷彿させます。

今週末は3連休です。先週よりも上手になって、さらに上を目指しましょう!

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