身体の使い方1

7月の月間MVPに選出された、読売ジャイアンツの菅野智之投手を取り上げます。最近の彼のピッチングを観ていると、多彩な変化球の中にストレートを織り交ぜるというスタイルから、強いストレートをポンポンと投げる印象に変わってきました。変化を果たした理由を2つの番組で紹介をしていますが、その両方を観る事で身体の使い方をどう変えたが良く判ります。

通称「キックバック」と呼ばれる動きを身に付けたそうです。右足で蹴り出した力を左足で受け止め、反発させることで爆発的なパワーを生む事で、リリースの瞬間、左足が浮きながら跳ねるように本塁と反対のプレート側へ戻るという動きを指しています。MLBのダルビッシュ投手など、速球派に限られる特徴的な身体の使い方です。

そんな菅野投手ですが、小学・中学時代では騒がれる程の選手ではなかったそうです。

菅野投手の様な向上心を持ち続ければ、小学時代から始まって10代、20代で実力を伸ばす事はできるという事ですよね?
この夏休みは、どんな個人目標を掲げて、暑い中を頑張っていますか?

カテゴリー: 今日の独り言 | 身体の使い方1 はコメントを受け付けていません

ラストミーティング

TV朝日系列で放映されていた「速報甲子園への道」という番組で、ラストミーティングというコーナーがあります。
夏の甲子園出場をつかむため、全ての時間を「野球」に捧げてきた高校球児達が、道半ばで夢が閉ざされた時、一気に解き放たれる様々な気持ちが映し出されています。監督から、家族から、そして、チームメイトからの、最後に放たれる「言葉」には溢れんばかりの感謝と愛が込められています。

こちらは、189校が集まる激戦区神奈川県で甲子園を目指す、星槎国際湘南高校のドキュメンタリー番組です。先日、テレビ東京系列「SPORTSウォッチャー」で放映されました。
土屋監督は桐蔭学園高時代、捕手として甲子園初出場初優勝。法政大では大学日本代表に選出され、同学年の駒大・中畑清、後輩の江川卓らとともに日の丸を着けてプレーされた方です。
社会人野球、三菱自動車川崎を経て、母校・桐蔭学園の監督に就任。指導者として春夏計10度の甲子園出場を果たし、読売ジャイアンツ高橋由伸監督の高校時代の恩師として知られています。この監督が、星槎国際湘南の監督就任3年目の今年、激戦区の神奈川で春季大会ベスト4入りを果たし、夏の県予選ではベスト8となりました。現在でも親交が深い中畑清氏も出演する番組では、約17分間の特集を組み、中学時代は無名だった本田仁海投手をドラフト候補の好投手に育て上げた指導法や、土屋監督を「人生の師」として慕う金子幹太主将をはじめ、選手達と指揮官との絆に迫る内容になっています。
ご参考までに、金子主将のお父さんは、息子がお世話になっているボーイズチームの代表です。

フォルコンズも最後の公式戦が始まり、決勝トーナメントを目指して全員野球で頑張っています。この大会後も幾つかの冠大会が計画されていますが、悔いのない試合を戦ってほしいと思います。彼らとのラストミーティングは、4ヶ月後です。

カテゴリー: 今日の独り言 | ラストミーティング はコメントを受け付けていません