配球理論

中学野球になると、多くの投手が変化球に挑戦します。球審をする際は、ボークや反則投球の有無へもちろん気を払うのですが、投手のある一部分をジッというよりは、シルエット全体を観る様に心掛けると、ストレートを投げるのか、変化球を投げるのか、投手のフォームの違いに気が付く様になります。一方で、キャッチャーに目を向けてみると、配球にも個性を感じます。球速の上がったストレートに変化球が加わっても、ある程度配球を予想できれば余裕を持ってジャッジができます。
そこで、今回はキャッチャーの配球理論について触れてみます。ビル・リプケン氏が語る配球理論に字幕を付けた動画が、MLB公式日本語Twitterアカウントで公開されています。

先日、息子のボーイズチームで塁審をメインにした審判講習会を行ったのですが、球審の話題になると、二の足を踏む方が多いという印象です。
硬式球ですから、ファールボールなどが当たるのではという恐怖心があると思いますが、マウンドにあがる中学生投手で、ストレートのみでストライクに苦労する選手は徐々に少なくなってきます。ショートコントの様なプレイも無くなりつつありますから、学童の球審とは別の楽しさを知る事ができます。もちろん、変化球で楽にカウントを稼げる投手はまだまだ少ないですが、一般的な配球が理解できていると、各バッテリーの攻め方へも興味を抱く様になります。秋の気配が感じられる様になってきたこの季節に、ぜひ球審にも挑戦してみてほしいと思います。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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守備のルーティン1

守備に就いた時、どんな事を意識していますか?
声を出したり、アウトカウントを伝え合ったり、守備位置を工夫してみたりと様々な事を考えるはずです。さらに1歩目を早く動ける様になれば、守備範囲も広くなり、守る事自体に楽しみを感じると考えます。

初めの一歩(内野手編)

守備の構え

個人的には、打席内でのルーティンがある様に、守備にもルーティンがあって、自分なりのルーティンを持った方が練習通りのプレイができる様になると思います。どんな時でも自分のリズムでプレイできる事が大切になります。
今回は、千葉ロッテマリーンズの平沢大河選手が行っている守備のルーティンをご紹介します。

音を出して観てみると、バットがボールに当たる瞬間に少し後方に着地するという仕草をしています。こういうところは、ドンドン参考にしてほしいです。

さぁ、自分なりのルーティンを考えてみましょう…

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