その場でクルリン

先日、低学年選手相手にシャトルをボール代わりにしたバッティング練習をしたのですが、なぜだか「インコースに投げてください」と言う選手が多かったのです。理由は詳しく聞かなかったのですが、選手達の話に耳を澄ませていると、誰かが言い出したのを聞いて、自分も負けじと挑戦を始めた事がキッカケだった様です。その辺は、黙って様子伺いを続けてみました。果たして本当にできるのか、とりあえずコツなどもあえて言わずに投げ続けてみると、バットの先をとにかく一生懸命振るという動作から、徐々に身体の近くへ向かってくるシャトルをバットに当てるため、身体の回転で打つ様な工夫を見せてくれました。野球盤のバッターの様に、その場でクルリンと回転する感じです。このクルリンという動作ですが、惜しまれつつ、今シーズン限りで引退してしまう千葉ロッテの井口資仁選手も同じ様な表現で、インコースの打ち方を説明する映像を見つけましたのでご紹介します。

インタビュアーの青島健太氏も、思わず「これは永久保存版ですね」と言ってしまう井口選手のバッティング理論は、今度は監督として秋のキャンプから若い選手達へ伝えていくのでしょうか?

このところ、週末の天候に振り回され続けていますが、選手達には濡れずに済む場所を見つけてバットを振り続けてほしいです。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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キャッチボールの意義5

キャッチボールには、目的次第で様々な取り組み方があると思います。

キャッチボールの意義4

只今、低学年チーム向けにキャッチボールそのものを見直していまして、色々なバリエーションに取り組んでいます。細かな動きを集中して取り組む事、それとは別に飽きさせず集中力を保つという目的を兼ねています。参考にしているのが、この動画です。そのままやっている訳ではありませんが、考えた次第で、幾つかのステップに分けて取り組む事ができます。例えば、下半身を固定して上半身だけをしっかり捻る事に始まり、距離を出すには踏み出す脚の膝の動きを加えてみる等でしょうか?

西武ライオンズの菊池雄星投手のフィールディングをご覧ください。送球するシーンだけに注目すると、身体を回転させてから送球するという動きは、外野からの返球を受け取った内野手が本塁へ送球する際にも使われます。

2人向かい合わせでボールを投げているだけでは、咄嗟の動きを求められても対応は難しいです。まずは練習で取り組む事かなと考えます。
送球相手が近い場合は、下からトスする事も求められます。

High Five

低学年であっても、ここまでできる様になる事をまず第1の目標にしてみようかと考えています。

ボールリレー(団体競技)へ発展させた場合、最後は個々の目標意識と集中力です。
今週末、晴れてほしいな…

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